留学に行くためにTOEICは必要?

こんにちは、ゆうゆうです。
私は30代で留学をして、外国人と英会話できるレベルまでになりました
その経験を元に留学にはTOEICが必要かどうかお話したいと思います
TOEICは英語の基礎力を測定する上で基準となるためとても便利です。
日本人にとってTOEICは馴染みのある英語の試験で、大学や会社でも受ける機会があるのではないでしょうか
しかし、海外の人と実際に話したり、海外に旅行に行ったり、留学したりするためにTOEICはどの程度、役に立つのでしょうか
よく話題としてあがる「TOEICと実際の英語力は違うのでは?」という疑問に対して、実際にTOEICを受けて留学した経験を元にお話ししたいと思います。
この記事では、以下のような悩みをもっている方を対象とします。
- TOEICを受けているが実際の英会話に役立つか不安
- 留学をする予定だが、TOEICを受けるべきか迷っている
- TOEICの点数が低いけど、留学できるか知りたい
私は留学する前に2回試験を受けました
その前にオンライン英会話のレアジョブにて簡単な英語のテストを受けて、その結果をTOEICに換算したところ、500点くらいでした
2023年のTOEICスコアは、平均が612点だったため、平均までないということでした

引用:公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC
TOEIC500点は、能力的に低い方に属すようで
正直、ショックでしたが、現実を知って試験に挑戦することに決めました
2回のTOEICを受けて感じたこと、そして、留学に行ったときTOEICが役に立ったかをお話したいと思います

実体験をもとに、TOEICはどうなのか検討するよ
TOEICを受験して思ったこと
「TOEICはよい指標」になります
日本では慣れ親しんでいますし、点数がおおよそ実力につながります。
TOEICの点数が高くて、英会話もできる人はいて、
TOEICの点数が高くて、英会話が得意でない人もいます。
しかし、TOEICの点数が低くて、英会話ができる人はいないと思います。
TOEICの点数がとれれば、おおよそ英語についての基礎知識は身に付いていると判断してよいと思います。
私は2回受けましたが、1回目は「実力把握」のため、2回目「800点を超える」ため、という目的でした。
目的は人それぞれだとは思いますが、何かしらのあなたの指標になることは間違いありません!
TOEIC受験は、モチベーションのひとつにつながるシンプルな方法の一つだと思います。
やってみたいと思ったら早速ホームページを見て、次はいつ開催されるのかまず見てみましょう!
TOEICは留学に役立つか
「TOEICは留学に役立つか」の結論ですが、
私は「役立つ」と思いました
ただ認識しておかなければならないことは、
「リスニングに関してはTOEICでよい点を取れてもネイティブには通用しない」ということです
ん?どうゆうこと?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
TOEICを受けることで、以下のメリットがあり、結果的に役立つということです
- 英語を勉強するための理由や期限設定
- 単語力が身に付く
- 文法を学びなおすきっかけになる
- リスニングに対する集中力が身に付く
英語を勉強するための理由や期限設定
自分をコントロールして、勉強する時間を作ったり、目標をコツコツと達成できる人はこのメリットは不要かもしれませんが、私も含め、なかなかできない人も多いのではないでしょうか
TOEICは月に1回か2回しか開催されません
予約が必要となるため、例えば、3か月後などに焦点を当てて勉強を進め、TOEICを受験することになります
また、TOEICは受験料がかかりますので、お金を払うという行為と期限を設定することで、勉強に身が入ります!
最初は、自分の能力チェックのためなので、とりあえず近々で受けれる日を予約することがよいと思います
単語力が身に付く
TOEICを通じて勉強をすることで、ビジネス系の英単語が身に付きます
ビジネス系といっても仕事でよく使う単語になるので、割とそれらの英単語は留学中も使うことがよくありました。
仕事ではないですが、留学においてこれして、あれしてなどの指示や日程調整など、ビジネスのようなやりとりはどのような状況でも発生することが多いです
より厳しい英語テストのイメージがあるTOEFLでは、大学での講義や実習などでのやりとりに関する単語が多いと聞きます
より幅広い単語力を身に付けるにはTOEICはよい教材であると思います



TOEICの過去問をいくつか解いていると、実は同じような単語が出てくるのがわかるよ
文法を学びなおすきっかけになる
TOEICには文法問題があります。
正しい文法知識を身につけなければ、これらの問題を正解することは難しいと感じました。
そのため、問題を解くというきっかけで、文法を学びなおせることはTOEICの利点かなと思います。
TOEICの過去問を解いたり、TOEIC公式からもメールで文法問題が届いたりしますので、
これらに取り組み、余裕があれば、一冊文法書を片手に持っておくことで、
より知識を整理し、深みのある英会話をすることができるようになると思います。
リスニングに対する集中力が身に付く
普段リスニングをするときの間違った学習方法のうち、
「聞き流し」があります。一時流行ったスピードラーニングも聞き流しです。
イヤホンをつけて、英会話や英語の音楽を聴きながら、通勤・通学したり、勉強したり仕事をしたりしている人もおられるかもしれません。
よく「聞き流し」により英語が聞けるようになるという文句を聞きますが、
私は経験上あまり信じておりません。やった気にはなるのですが、リスニングの実力はつかないと思います。
それに引き換え、TOEICのリスニングは点数に直結するため、集中力が全然違います。
「聞こう!」という姿勢で、英語を聞くことが学習になります。
集中して何度も聞いたとき、どうしても聞けない場合には答えを見て、確認しましょう!
「聞き流し」を一週間するより、集中して聞くこと一日した方が数倍効果があるはずです。
そのため、TOEICは集中して聞くという姿勢を養うためにもよい試験だと思います。
まとめ
「TOEICは留学に役立つか」の結論は、「役立つ」。
しかし、「リスニングに関してはTOEICでよい点を取れてもネイティブには通用しない」です。
つまり、TOEICで例えば800点以上の点数をとれたとしても、自信を持ちすぎず、
ネイティブの英語が聞けなくても、それが普通という心持の方が気が楽なのです。
TOEICは英会話には不要という意見もありますが、私はTOEICの経験は大きく活きています。
また、TOEICのよいところは値段が、TOEFLよりも手頃なことです。
もちろん安くはないですが、年間1回もしくは2回と考えれば、調整可能な負担量ではないかと感じます。
最後にもう一度、TOEICを受験するメリットですが、以下になります。
- 英語を勉強するための理由や期限設定
- 単語力が身に付く
- 文法を学びなおすきっかけになる
- リスニングに対する集中力が身に付く
他にもメリットはありますが、私の経験上、効果を感じた内容を列挙しています。
受験を迷っているようでしたら、実力テストとして、一度受けてみてはどうでしょうか?
数値で自分の力を把握することは、後々の学習モチベーションには必要なことになりますよ。
それでは!
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